元付中心の業者か、客付中心の業者かは、簡単に見分けることができます。
元付中心なのは、店の前を通り過ぎてもなかなか気づかない、古びたお店です(たまに、きれいで新しい店舗を持っていることもありますが…)。大抵、店の中には年配のおじさん・おばさんしかいません。
このタイプは、若い客にはとても入店しづらいことが多いです。だって、自分の親ぐらいの年代ですから、どう距離を置いたらよいのか困ってしまいます…。(もちろん、年配の人と物怖じせずにしゃべられる人だったら、何の問題もありません。)
その上、この人たちの多くは、営業に積極的ではありません。頑張って営業しなくても、食っていけるからです。古くから知り合いの大家さんから物件を預かり、不動産業者ネットワークにのせること。それが、このタイプの業者の仕事です。自分の店で客を決めずとも、次に説明する「積極営業系」が勝手に入居者を決めてくれるのです。
「小規模老舗系」が用意している物件は、数がありません。一般客への紹介で利益を得ているワケではないので、他社の持っている物件を借りてきてまで品揃えを良くする必要が薄いからです。ところが、持っている物件は「オリジナル」な物件なので、大家との交渉がスムーズだったり、空き室情報が早かったり、というメリットはあります。また、ごくまれに、インターネットや業者間ネットワークに流通させていない物件が残っていたりします。
「運が良ければ良い物件は見つかるが、可能性は薄い」というのが、私の「小規模老舗系」への評価です。
一方で、「賃貸紹介系」の業者は、こぎれいな店舗を持って、若いおにーさんやおねーさんが営業をしてくれるお店が多いです。「小規模老舗系」のように、入店に気兼ねする必要はありません。接客も、至極丁寧です。物件の品揃えも多いです。
ここまで聞くと、「じゃあ、物件探しの王道は、賃貸紹介系業者を回ることなの?」と思ってしまいます。
ところが、賃貸紹介系の業者を回るのはもっとオススメしません。賃貸紹介系の店舗にある物件のほとんど全てが、インターネットで見つかってしまうからです。
さらに、格安物件を探す上では、もっと深刻な問題があるのです。
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