意外と大事なのが、物件を探す時期。一年を通して、賃貸物件の流通はガラッと変わります。
ここで考えなきゃいけないのは、「退去する物件数」と「入居する物件数」のバランスです。
人が動く季節は「春」です。「退去する物件数」と「入居する物件数」は、両方とも三月前後でピークを迎えます。
ところが、「退去」のピークの方が「入居」のピークより若干早いようです。きっと、「転勤や卒業で引っ越すのは確実だけど、どこに行くのかは分からない」という人が、とりあえず退去届けを出すからでしょうか。
だから、流通数が一番多いのは転出シーズンの少し前と考えて良いと思います。
いよいよ入転居シーズンを迎えてしまうと、出る人も多いですが、それ以上に入る人も多いです。結局、空き物件数は同じです。安い物件を見つけた!と思ったら翌日にはもう入居が決まっていた‥、なんてことがよくあります。
また、不動産屋にとっては繁忙期なので、お客1人1人に長い時間構ってあげることができません。気も立っています。あまりに忙しくて、「鍵を貸すから1人で物件を内覧しに行って。」と言ってのけた不動産屋を知っています。しかも、「その部屋にはまだ入居者がいるんだけど、その人には『見せてください』って頼んでね」という余談付きです。
さらに、大家や不動産業者は強気になって、家賃も強気になります。間違いなく言えることは、入転居シーズンまっただ中では、物件探しはやめた方が良いです。
そして、低家賃の物件が出るのは「春過ぎ」です。春に入居者が決まらなかった物件は、売れ残りとして一年間空き続けることが確定します。そして、大家が「それくらいなら家賃を下げてでも入居させよう」と思う時期が春過ぎだからです。
結局、入退去シーズンさえ避ければ、どの時期でも問題は無いのかも知れません。後は、良い物件を探し当てられるかどうかは、あなたの力と運次第でしょう。
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